2011年11月6日日曜日

守るということ

例えば戦場ならば向かってくる敵から身を守るということ


大切なものを敵から守るということ

守り続けるために自分を守ること

そのためにはどうすればよいか


何らかの方法で敵が攻撃してこないようにするか

何らかのかたちで敵の攻撃から逃げるか

それが難しい場合は自分が盾となり例え僅かな時間になっても対象を守るのであろう


物理的に守るということは外敵もしくは、守る対象に危害を加える何かから
体をはって防御または攻撃をすることなのだと思う


しかし、対象を人間その他動物とした場合、守るべきは体だけなのだろうか



そう考えた時、逆に自分はどう守ってもらいたいかを考えた

自分はどうされたら守られていると感じるのだろうか


考えついた先は心だった

心を穏やかに安心で包んでもらう、ということだった


では、心を守るということはどういうことか


この国に限定しても一人ひとりが抱えているものはそれぞれ違うだろう

心の安定を邪魔するものから守るためにできることもそれぞれ違う


自分にできることとは何か

どうすれば守れるのか

どうすれば守り続けられるのか

そもそも守りたい心とは何なのか

僕の中で削ぎ落していって最後に残ったものは


心とは、大切なものの意志や願い


ならば、どうすれば大切なものの意志や願いを守れるのだろうか

自分に何ができるのか

先の例えのようにここが戦場ならば、大切なものから肌身離れず敵に眼を光らせて

いることかもしれないが、意志や願いを守るためには自分がそばにいることが邪魔になることもあるだろう


何もしないことが守ることに繋がることもあり得る


そして大切な心を守り続けるためには自分の心を守り続けなければいけない

大切な人を守ることとは自分を守ること


自分を守ることが大切な人を守ることになるのではないか


守るということは自分をみつめること、なのだろうか


ほんの少し見えてきた気がする

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