2017年9月5日火曜日

品格。




「一目見て、育ちの良さがわかる女性」


最近読んだ小説の中で、ふと気になった言葉。


ふーむ


育ちの良さ

その佇まいから溢れ出る隠しようのないもの。


男女問わず、そういう人を目の当たりにして

同じように感じたことはある気がするけれど、、、



ポテトチップスを一人で貪るように食べ

袋の中身が空っぽなのを確認すると

右手の親指と人差し指と中指についたお菓子の粉を

ペロペロ舐めながら


僕はどんなもんなんかねぇ?


人の目にどう映っているのだろうか?

育ちの良さねぇ



さっきのポテトッチプスの袋をもう一度手にとって


「実はちょっと残ってないかしら」


袋を覗きこんだら、ほっぺたにお菓子の粉がついた


やっぱり空っぽだった


育ちの良さねぇ。



翌日



同級生がやっている美容室へ


「岡部くん、今日はどうする?」


「うん。育ちがよく見えるようにして」


「はぁ」

「この前は茂木健一郎みたいにしてって言ってたけど」


「うん。ああいうアインシュタインみたいな、超絶無造作ヘアに憧れてたけれども」



「ま、とりあえず流そうか」




シャンプー台に向かったわけだが


僕はカットの度にヘアスタイルを変えるのが好きです。

ちょっとした変身というか

それこそ

今までに髪の毛の色は茶色から金髪、赤、青、緑

パーマもミュージカルのアニーみたいなクルクルの感じから

ストレートもしたし、長さも色々変えました。


でも

あまりコロコロと変えるのは

ミュージシャンとしては良くないみたい。


ほら

覚えてもらえないでしょう?


でも楽しいから。


ちょっと違う自分になれるというか。

だから

生まれ変わったら俳優になりたいなぁと思います。

華やかな世界とか、そういうのじゃなくてね

ある期間、どっぷりと違う人生を体験できるというのは面白いと思うのです。


でもそれは今でも、そして誰だって

ある役柄を演じることはできるのかな


きっとそう。


現実逃避とか、今の自分の置かれている現状に

悲観的になることとかじゃなくって。


憂鬱でも、待ち遠しくって眠れないくらい楽しみでも

いずれにせよ、必ず明日はやってくるわけで。


壁があるならば、その壁が大きければ大きいほど絶望するし

それを越えようとする気すら失せてしまう。

動けなくなってしまう

そうなるくらいならば、難攻不落の敵のアジトに潜入する

ジェームスボンドになってBarに行ってマティーニを注文するんだよ。


僕はそうやってマティーニを頼んで

倒れたことあるけどね


強いお酒なんですね




そうか

育ちの良さって

今からどうしようもないのかしら

ヘアースタイルもあんまり変わってないようですし

ははは。


そうそう


日曜日はびわ湖で楽しいイベントに参加してきましたよ


ステージに上がるとなんかこう、誰かを演じてる気もする。


だから面白いのかな


マティーニなしでも。







0 件のコメント:

コメントを投稿